プリテンダー・ピンチャー

スモールサイズのプリテンダーより、オートボット　化学技術者　ピンチャーです。

サソリという変形モチーフに黄色い鎧。

車田正美の漫画で育った世代としては、あの黄金聖闘士を想起せずにはいられません。

「常に期待以上の成果を成し遂げるにも関わらず、控えめな性格の持ち主」

そんな彼の知力のスペックは9。

現実にいると皆から好かれそうなタイプではあります。素敵。

スモールサイズのプリテンダーは、インナーロボがビークル/ビーストになる為のパーツをシェル装着可能なのですが、このピンチャーは特に露骨。

サソリになる為の足と尻尾がデン！と背中にへばりついています。

内部はこんな感じ。頭の角が収納の際に阻害しないように作られているあたり、芸が細かい。パッと見大味なのに、細かいところで配慮がなされているという。

孤独のグルメの井之頭五郎風に言えば、「この玩具、真面目な味」といったところでしょうか。

なかなかカッコいい顔してるんですよ。頭のV字モールドは何なんだろう。

正義の陣営でサソリに変形というのは珍しい。組み替え変形を採用しているだけあって、両モードのスタイルは良好。

ターコイズブルーと赤の組み合わせも良いですね。

肩の下の腕の接続は差し込み式。何ともファジーで、いつか外れそうで怖い。

丁寧に扱う必要がありますね。