勝手に膳次郎 スタジオシップ刊
夜の料理人 芳文社刊
2000年に急逝したたがわ靖之氏の単行本。
当方所有のたがわ単行本はなぜか料理モノばかり。
夜の料理人は‥必殺仕事人+美味しんぼ(苦しい)とでも言う様なお話。
昼は料亭、夜は仕置き人業を営む半次郎。常連客がこぼした愚痴を真に受け、仕置き(殺し)を平然とやっちゃう半次郎はちょっと怖い。
2巻を探しているんですが、なかなか巡り会えないんですよねぇ‥
1巻のジャケをよくご覧頂きたい。縮尺の違う半裸の女性が描かれていますが、半次郎の腕と女性の腕はキッチリと鎖でつながっているんですよ。
バランスが変!
しかし名詞の前に「夜の」を付けると急にアダルティになりますな。
「夜のトランスフォーマー買い」「夜の折紙創作」‥うーん、締まらない。
美味しんぼも好きですが、たまに山岡さんが原作者の主張をモロに反映したと思われる政治的な発言がミョーにひっかかることがあって、お話に没頭出来ない、というかヒくことがあるんですよ。
その点、たがわ作品は徹底したゴラク主義。安心して読めます。
オススメです!
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