2014年2月23日日曜日

馬の折紙


今年の干支の午(馬)を折ってみました。






馬の折紙といえば吉野一生さんの作品の影響下にある、たてがみ表現に重点を置いたものが近年では多い気がしています。

どれも素晴らしい作品ですが、個人的には小松英夫さんや前川淳さんの1:√2で作る作品が好みだったりします。
自分で創作する際の方向性はと悩んだ結果、僕が採択したのは「なるだけ個性を出さない」ということ。

無味無臭のあっさりした、何処かで見た様な、そうでもないような‥そんな雰囲気が出せたらと思いました。
頭部は手垢のついた構造になってしまいましたが、全体の出来には満足しています。











縁あって折紙教室をさせて頂くようになってからは、「いかに簡潔な手順で完成するか」ということは常に念頭に置いて作っていますね。
胴体がもう少し長いといいのですが、そこは手軽さ優先で。
胴体の開き防止が出来る構造は良かったのですが、前足はしっかり折らないと横に開いてきてしまいます。糊付け推奨なのは仕方がないかな。

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